西部ガスグループ油山研修所の森が自然共生サイトに認定されました!
環境省は、「民間の取組等によって生物多様性の保全が図られている区域」を「自然共生サイト」に認定する仕組みを令和5年度から開始しています。
この度、自然共生サイトを法制化した「地域生物多様性増進法」に基づく令和7年第1回の認定として、西部ガスグループ油山研修所の森が認定されました。
福岡市の南部に広がる油山のふもとに位置する研修所は、豊かな自然環境と調和しながら、持続可能な社会の実現を目指して設計・建設されており、木材利用によるCO2削減や、建設時に出土した岩や伐採木の再利用による環境負荷の低減などの取組みが行われています。
研修所を取り囲む森では、年に2回(春・秋)のモニタリングにより、これまでに約180種の樹木や昆虫、鳥類が確認されています。敷地中央を流れる小川は、博多湾につながっており、きれいな川に生息するトビケラの幼虫やカワニナが確認されています。また、夏場には、エノキに集まる「タマムシ」がよく見られ、研修所の森のキャラクターとして愛されています。
研修所の森は、西部ガスグループ従業員の環境教育の場としてだけでなく、地域の生物多様性の保全・つながりの場として今後の活用を検討されています。
※現在、一般の方の立ち入りはできません。
西部ガスホールディングス(株)ホームページ
https://hd.saibugas.co.jp/sustainability/environment/biodiversity/
自然共生サイト(環境省ホームページ)
https://policies.env.go.jp/nature/biodiversity/30by30alliance/kyousei/