温暖化で北上中!?クロセセリ

南の国から北上中!クロセセリ

クロセセリは南国でみられるセセリチョウの仲間です。かつては福岡県が北限とされ福岡市内では珍しいチョウでしたが、温暖化の影響により今ではよくみられるチョウになりました

クロセセリの特徴

クロセセリの特徴は、黒い体と大きな白い紋

主に林内や林縁の薄暗い場所で生活し、幼虫はミョウガやゲットウなどショウガ科の植物の葉を、成虫はノアザミやアサガオなどの花の蜜や、獣のフンをエサとします。

クロセセリ

クロセセリの成虫


本種はもともと沖縄や九州南部を中心に分布し、本種は福岡市を含む九州北部では珍しいチョウでした。しかし近年の温暖化の影響で、福岡市内でもよく見られるようになり、今では中国・四国地方でも繁殖が確認されています。今後、どこまでクロセセリの分布が広がるのかが気になるところです。

クロセセリが見られる環境(立花山・三日月)



関連リンク(外部ページ)

立花山・三日月山の自然「Nature」パンフレット 

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